パニック障害の症状・・・予期不安

あなたやあなたの大切な方が、

パニック障害に苦しんでおられるとすると、

その中心的な症状に

予期不安があります。

 

この症状はどんなものかというと、

その名の通り、予期して不安になる。

 

あなたも思い当たると思います。

 

何を予期するのか?

もちろんパニック発作を予期するわけです。

 

「また、あの発作が起こるんじゃないか。」

 

そして、

「今度こそ、発作が起こったら死んでしまう。」

 

そんな風に予期して、不安になる。

 

それが予期不安です。

 

パニック発作が起こると、

最初はその発作で死ぬことや、

発狂することを恐れます。

 

それから、発作自体を恐れるようになります。

 

そのような状態が、予期不安の状態です。

 

更に進むと、予期して不安になること自体を

恐れるようになります。

 

このように、パニック発作そのものは、

短期間で治まることが多いのですが、

その後に、予期不安が解消されないと、

苦しみが長びいてしまいます。

 

このように、予期不安が長びいてしまうと、

お薬の治療だけでは、

充分に改善しないこともあり、

カウンセリングにより、

症状の扱い方を検討することが、

必要になってきます。

 

あなたご自身の予期不安に関しての、

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