パニック発作で起こる心の症状 激しい恐怖

パニック発作ってどんなもの?で、

パニック発作は激しい恐怖を伴うものである。

そういうお話をしました。

 

ここでは、その恐怖に関して、

少し詳しく見ていきます。

 

パニック発作の始まりには、

鼓動が早くなったり、

呼吸がしにくく感じるなどの、

身体的な症状が現れます。

 

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通常は、そのようなことが起こっても、

それほど気にならないことが多いですが、

パニック発作の時は、その身体的な変化が、

重大な身体疾患ではないかと考え、

非常な恐怖を感じます。

 

その恐怖は、気を失って、

死んでしまうんじゃないか、

あるいは、

発狂してしまって、

とんでもないことをしでかしてしまう。

 

そういった極端なものです。

したがって、その時の苦痛は、

想像を絶するものです。

 

しかし、この恐怖も、

数十分程度で、消えていくものです。

 

また、パニック発作は、

恐怖の激しさとは逆に、

全く危険のない、

むしろ安全な発作であると言えます。

 

死ぬことはもちろん、

発狂するということも、

絶対にないのです。

 

そのことは、

よく理解しておく必要があります。

 

そして、それを理解するためにも、

最初の発作時には、

身体的な医学的検査を、

充分に行い、

身体的な疾患ではないことを、

確認することが大切です。

 

 

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