パニック障害の治療・・・抗うつ剤服用上の注意 効くまでに時間がかかる

あなたやあなたの大切な方が、

パニック障害で治療を始められると、

抗うつ剤が処方されることが、

多いと思います。

 

そこで、抗うつ剤を服用する時の、

注意をお伝えします。

 

 

まず、憶えておいていただきたいのは、

抗うつ剤の効き方の特徴として、

効き目が出るまでに、時間がかかります。

 

あなたは今までにも、

いろいろなお薬を服用した、

経験をお持ちだと思います。

 

例えば、風邪をひいたら、

風邪薬を飲みます。

 

すると、10分か20分かすると、

頭痛が和らいだり、

鼻が通るようになったり、

短時間で効果を実感できます。

 

ところが、抗うつ剤は

そんな風には効果を実感できません。

 

飲み始めて、最低2週間は、

効果が現れるのに必要です。

 

従って、抗うつ剤を飲み始めたら、

ある程度の期間、継続する必要があります。

 

また、効果が確実な量を、

最初から処方するのではなく、

徐々に増量して、

必要量にすることもあります。

 

 

ですから、医師と相談しながら、

処方された量を正しく服用する。

 

時間をかけて、効果を確かめる。

 

この2点がパニック障害の薬物療法では、

欠かせません。

 

 

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