パニック障害の治療・・・抗うつ剤の効果

あなたが、専門医を受診して、

パニック障害の治療を始められたなら、

抗うつ剤の処方を受けているかもしれません。

 

それは、特に日本では、

典型的な治療法と考えられます。

 

抗うつ剤は、うつ病に効果を発揮するのが、

本来の開発目的でした。

 

しかし、パニック障害にも効果が、

認められます。

 

脳の働き方に、うつ病と、パニック障害で、

共通する点が大きいからだと言われています。

効果を発揮する仕組みも研究されていますが、

仮説の段階で、まだ、確実にはわからないようです。

 

このように、効果を発揮する仕組みが、

はっきりしない薬は、他にも多数あるようです。

 

従って、効果が証明されている以上、

効く仕組みがわからなくても、

服用をためらうことはないでしょう。

 

パニック障害の症状で、抗うつ剤が、

最も効果があるのは、

パニック発作です。

 

ですから、発症して間もない時期で、

パニック発作が頻発するような時には、

特に、有効です。

 

広場恐怖に関しても、

一定の効果は期待できるようです。

 

効果の現れ方は、

人によってさまざまです。

 

よく効く方もいれば、

あまり効かない方もおられる。

 

あなたも試されて、

効果がよく現れれば、

ラッキーですね。

 

 

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