プロフィール

略歴とこれまでの主な改善実績

・うつ病 ・パニック障害 ・アルコール依存症 ・統合失調症など、1000人以上の方々の改善実績を持つ、ベテランカウンセラーがあなたの症状改善のお手伝いをいたします。

昭和33年 福井市生まれ
昭和57年 上智大学文学部心理学科卒業
大学では日本の臨床心理学の草分けである故霜山徳爾先生の指導を受けました。また、実験心理学の先生や先輩方とも、親しく交流させていただき、その時の自由な雰囲気が、今でもカウンセリングの中に生きていると感じます。また、ボランティアとして、精神疾患の患者さんの憩いの場に関わることができました。そこでは、終電に乗り遅れて、患者さんのお宅に泊めていただいたり、普通の人と人としてお付き合いする経験ができました。この経験も今の臨床に大いに生きています。
昭和58年 福井県立精神病院勤務
不登校や非行の児童の、カウンセリングや集団活動を通して、当時京都大学におられた山中康裕先生の指導を受けることができ、カウンセリングの基礎を学ばせていただきました。
昭和63年 福井県敦賀児童相談所勤務
主にデイケアで多くの時間を、たくさんの患者さんと過ごしました。苦楽を共にしながら、精神疾患が日常生活に及ぼす影響を、身近に感じ取ることができました。
平成5年 福井県総合福祉相談所勤務
児童や障害者の福祉のみならず、女性相談の分野も体験できました。そこでは、DVなどの困難さを直接経験でき、支援の難しさを改めて、実感させられました。それが、さらなる臨床スキルの向上への意欲につながっています。
平成10年 10年間と、公務員としては異例の長期にわたって、腰を据えて精神医療を学びなおすことができました。個人療法中心から集団療法の積極的な併用への移行、認知行動療法やACT、動機づけ面接法といったスキルの導入など、大きな発展を得られた貴重な期間でした。さらに、対象もアルコール依存症や強迫性障害、パニック障害といった不安障害にまで広がり、さらに、生活習慣病や緩和ケア、震災時の被害者支援、犯罪被害者の支援活動にまで、幅広く関わる機会を得ました。

このように、福井県職員として、乳幼児の方から、高齢者の方まで、障害の有無に関わらず、幅広い分野で、一貫して心理相談を実践してきました。

特に、精神科医療、精神保健の分野では、通算19年活躍してきました。
 
この間、行ったカウンセリングの回数は、1万回を上回ります。

そして、なんでも気軽に話せるカウンセラーとして、クライアントさんだけではなく、同僚の医師や看護師からも気軽に相談していただきました。

平成23年3月31日 28年間勤務した福井県を退職。
平成23年4月1日 行政や医療の分野に留まらず、さらに広い分野で活動すべく、アシストを開設。

私は魚釣りが好きです。特に、一時期、アユ釣りにのめり込んだ時期がありました。アユ釣りの魅力は、人によって様々ですが、私にとってはなんといってもかかった瞬間が最高なんです。おとりアユを、静かに泳がせているある瞬間、野アユがかかり一気に下流に走り出す。静から動へのその瞬間が堪りません。
メンタルヘルスのカウンセリングにも、同じような魅力があります。鬱々としていたり、不安におびえていたり、そんな方が、ご自分の可能性や、大切なものに気付き、動き始める。その静から動への変化に、心を打たれます。私にはとてもできそうにないことを、やり遂げてくださいます。その魅力が、私をこの仕事に引き込んでいるんです。

別のたとえでいうと、「ものぐさ太郎」とか、「三年寝太郎」という話がありますよね。あの話にも非常に魅力を感じます。相変わらず眠っているなあと思っていたら、むっくり起き上がって、なんかとてつもないことをやり遂げる。その、変化に感動を覚えます。

実は私自身も、大変な「ものぐさ」で、子供のころ親から「だわもん」と呼ばれていました。「だわもん」は福井弁で「ものぐさ」に相当する意味があります。

ときどき(たまに)、むっくり起き出して、何かしでかします。出番を待ちながら、エネルギーを蓄えているんです。

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